中京海運株式会社

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コラム
2022.02.14

税関検査

改品検査、X線検査の立会いについて

Q. タイの食材を輸入申告し、税関検査(改品検査、X線検査)となりました。税関職員の指示のもと当社の通関従業者が段ボール箱を一個一個開けましたが、いったい何のための検査でしょうか?

A. 税関は、社会悪物品などの密輸摘発や適正な輸入申告か確認するための検査を行っています。税関検査は、必ず検査立会人を立ち会わせることとしていますので、当社の通関従業者が立ち会い、検査が行われます。改品検査は、貨物が申告内容と相違がないか段ボール箱を開け直接確認する方法です。X線検査は、容易に開封・修復できない貨物や段ボール箱を開けずに箱の中の状態を確認する方法の検査です。

検査が終わり無事輸入許可になり、納期までに店舗へ配送することができ、きれいに陳列されました。

大型X線検査装置について

Q. トラックがコンテナを積載したまま建物に入って行きますが何をするのでしょうか?

A. コンテナごとエックス線検査を行うことができる建物です。税関は、社会悪物品などの密輸摘発や適正な輸入申告か確認するための検査を行っていて、より速く、より的確な検査の実施を可能とするため、各種のX線検査装置を配備しています。大型X線検査装置ができるまでは、コンテナから貨物を全量取出した後に検査が行われていましたが、この装置によりコンテナに貨物を詰めたまま検査ができるようになり、検査時間の短縮(約2時間から約10分)に繋がりました。なお、税関検査(大型エックス検査のみの場合を除く)は必ず検査立会人が立ち会う必要があることから、当社の通関従業者が立ち会い、検査が行われます。

 税関HPより引用                            税関HPより引用

カスタムスカ-について

Q. 普段あまり見かけることはありませんが、何を目的とした自動車でしょうか?

A. 税関が貨物検査をするためのX線検査装置を積載した自動車です。税関は、社会悪物品などの密輸摘発や適正な輸入申告か確認するための検査を行っていて、より速く、より的確な検査の実施を可能とするため、各種のX線検査装置を配備しています。自動車にX線検査装置を積載することで機動力を高め、貨物を税関の検査場に移動することなく、置かれている倉庫でX線検査が行えるようにしたものです。税関検査は、必ず検査立会人を立ち会わせることとしていますので、当社の通関従業者が立ち会い、検査が行われます。

税関検査風景、カスタムスカーの写真については、名古屋税関 総務部 税関広報公聴室の承諾を得て掲載しております。

(税関HP内「水際取締」及び「カスタムスアンサー」をもとに当社作成 )

引用元:税関HP「輸入貨物についての税関検査」
    税関HP「大型X線検査装置」

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